(この記事は、「南さつまPHP読書友の会だより’16.3月」に掲載されたものです。)  

     
                              平成の「さつまおごじょ」
                                                    
                                                    
                                                                                                    末原ゆう子
 
  「さつまおごじょ」といえば、多くの方が西郷さんの妻「糸子(イト)」さんを思い
浮かべるのではないでしょうか。
また、「さつまおごじょ」のあるべき姿を、

   1、気立てが良い、
   2、優しい、
   3、芯の通ったしっかり者、

と言うように表す方もおられます。
私は「イト」さんのように、「さつまおごじょ」として生きているだろうかと、時々考え
ることがあります。
イトさんの時代は、江戸から明治に大きく変わっていく時であり、その時代の流れ
のなかで、イトさん個人としては小さな力かもしれませんが、その人生をかけて、
時代を大きく推し進めた女性の一人ではなかったかと思います。

 歴史のなかでは、男性の活躍しか表面には出てきませんが、その影で女性の力
が大きく影響していたのは間違いのないことだと思います。
もちろんイトさんだけでなく、その時代、鹿児島の女性たちの多くが、人生をかけて
時代の変化に貢献してきたことは間違いのないことです。

 そのことを踏まえて、今もまた大きく時代が変わろうとしていく中にあるのではな
いかと思われます。
世界を見ればあっと驚くようなニュースが飛び交い、日本国内では、憲法・税制・報
道のあり方や、学校・会社等の社会的精神基盤が揺らぎはじめていること、これもや
はり時代が大きく変わろうとしている前兆だと思われます。
 
 その様な中、「平成のさつまおごじょ」はどうあらねばならないのでしょうか。
世界中が繋がり、宇宙にも行く時代、全ての人々が幸せになる方法はないものだろう
か、もう一段の「さつまおごじょ精神」を持って、時代を切り開き、明るい未来を作って
行きたいものです。
 
  「平成のさつまおごじょ、闇夜の灯台となれ!」